またまた鶴来に行ったときのこと。豆腐屋はそこだけではなく近くにもある。味わいのある古い家屋だ、老舗かも？興味がわいてちょっと寄ってみることにした。引き戸をがらっと開けると、目の前に私の腰くらいの高さのある大きなシルバーの水槽がある　のぞいてみると、あー豆腐まだあるよかった。「すいませーん」と奥の間に声をかけるとおばあさんらしき声で「はい、今行きますよ～」と５分たっても一向に姿をみせない。もう一度大きな声で呼ぶと「はい、おとうふですか？」と足元からの声にふっと見下ろすと、つ　の字に背中が曲がったばあちゃんがいてギョッ！！として「わっ！！」と叫んでしまったくらい心臓ばくばくである！志村ばーさんのコントかよ！しかし水槽より低い　つ　の字のばあちゃんがどうやって豆腐すくうわけ？？に、すいっと腕だけのばし手探りですくってさすがである。「１丁でいんですか？にハッとしてハイと答えたけど、一度見たら二度と忘れない姿だったな～