体長１２０ｃｍほど、「こんにちわ～、お散歩ですか、ブタさんの散歩って初めて見るもんで思わず車から降りてきちゃいましたよ。かわいいですね」　に気をよくしたのか「ピノちゃんて言うんですよ、アカザの葉っぱが好物なんだけど最近少なくなってね～と細かく刻んだりんご、キャベツ人参を袋からピノちゃんの口元に撒きながらのんびり野原の草も食べさせている。きっとエサの量もハンパないんだろうな～「何キロあるんですか？」　「６０ｋｇ」ゲッ！「触ってみてもいいですか？」触ると、ブタ毛のブラシそのもの！！「おうちの中で飼ってらっしゃるとか？」「そう！うちの息子がいつも一緒に寝ているんだよ」　エ？この剛毛と？「月に１回発情期くるもんでね～上に乗っかられたらもう大変で」はぁ～・・・そのときピノちゃんは袋の中身が空になったのをつぶらなな目で見ていたらしく、すっと顔を上げるとおじさんが「さ、ピノちゃん帰るよ」と言ったとたんドドドド――ッと家に向かってすごい速さで走りだしおじさんがまくれて転びそうになりながら全力走り！！を見送りました。車に戻るとまだ興奮さめやらぬ私に　つぐみん　「いつ丸焼きにするんですか？とか聞いてこなかったのか？」だって　でも、あのサイズでミニブタか～また夢が１つ消えたな・・